【育児相談】私の仕事は、妊婦の方に妊娠・出産・育児について教えたり、カウンセリングをしています。これまでに1000回以上の出産に立会い、そして「新しいママとパパ」の皆さんの育児相談にのってきましたが、大きな期待と同じくらいに、みなさん様々な悩みをかかえていらっしゃることを感じてきました。

Q.できれば母乳で育てたいのですが、母乳が足りているのか心配です。
おっぱいが張っている感じも少ないし、授乳の後にすぐ泣くことも多いです。
姑に「お腹すいてるのよ可哀想に」などと言われると私もつらいです。
ミルクを足したほうがいいのでしょうか?

A.母乳はミルクと違ってどのくらい飲んでいるのかわからないため、
多くのお母さんが心配になるところです。
実際、本当に母乳が足りていないのではなく、足りていないのではという不安感から、
混合乳(母乳+ミルク)育児へと移行するお母さんが非常に多くいます。

赤ちゃんがおっぱいを飲む量にはムラがありますし、母乳は消化吸収がよいので、
ミルクに比べると授乳間隔があまりあかないのが普通です。
健康な赤ちゃんはいっぱい泣くものです。泣く理由はお腹がすいているからとは限りません。
また、母乳は乳房にたまるものではなく、そのつど奥からわいてくるものです。
むしろ授乳が軌道にのってくると張りは感じなくなるもの。
一日6回以上オムツが濡れていて、赤ちゃんも元気であれば母乳不足の心配はないといわれています。

「母乳が足りていないのでは」と気にし過ぎるのは、
母体にとってストレスになり、かえって母乳の出に影響します。
周囲のアドバイスはほどほどに受け流すくらいで気楽に構えましょう。
また、不安のたびにミルクを足しているとそれだけ赤ちゃんは母乳を吸う必要がなくなるので、
赤ちゃんが吸う回数が減るにつれ当然母乳の出も悪くなってしまいます。

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